ＰＨＰリファレンス(逆引き)
ＰＨＰリファレンス
 
ファイルポインタ操作（ fseek()、rewind()、ftell() ）
スポンサードリンク
ファイルポインタを操作するには、 fseek()、rewind()、ftell()関数を使います。

fseek( ファイルハンドル ,
　　　　オフセット ,
　　　　[ 基準位置 ] )

 fseek()関数は、指定したファイルのファイルポインタの位置を「基準位置」で指定した位置から、「オフセット」で指定した数（バイト数）だけ移動します。

成功した場合は０を、失敗した場合は-1を返します。

　「基準位置」で指定可能な値
指定内容 説明
SEEK_CUR ファイルポインタの現在の位置
SEEK_SET ファイルの先頭
SEEK_END ファイルの終端

rewind( ファイルハンドル )

 rewind()関数は、指定したファイルのファイルポインタを先頭に移動します。
成功した場合はTRUEを、失敗した場合はFALSEを返します。
ftell( ファイルハンドル ) ftell()関数は、指定したファイルの現在のファイルポインタの位置を返します。失敗した場合はFALSEを返します。


例１）　CSVファイル「/temp/test.txt」のファイルポインタを移動します。

<?php
$handle = fopen( "c:/temp/test.txt", "r" );

fseek( $handle, 0, SEEK_END); // ファイルの終端に移動

fseek( $handle, 0, SEEK_END); // ファイルの先頭に移動

fclose($handle);
?>
スポンサード　リンク
→ストリームを使う（ stream_context_create() ）
→ファイルのオープン/クローズ（ fopen()、fclose() ）
→ファイルから1文字づつ読み込む（ fgetc() ）
→ファイルから1行づつ読み込む（ fgets() ）
→ファイルからフォーマットに従って読み込む（ fscanf() ）
→ファイルの全レコードを一度に読み込む（ file()、file_get_contents() ）
→バイナリファイルを読み込む（ fread() ）
→ファイルに書き込む（ fwrite()、fputs() ）
→ファイルに書き込む（ file_put_contents() ）
→ファイルの終端を確認する（ feof() ）
→ファイルをロックする（ flock() ）
→CSVファイルを読み込む（ fgetcsv() ）
→ファイルを全レコード読み込んで標準出力に出力（ readfile() ）
→ファイルポインタ操作（ fseek()、rewind()、ftell() ）
→一時ファイルの作成（ tmpfile() ）

→基本API2へ
→忘れっぽいエンジニアのＰＨＰリファレンス　ＴＯＰへ