ＰＨＰリファレンス(逆引き)
ＰＨＰリファレンス
 
ファイルをロックする（ flock() ）
スポンサードリンク
ファイルをロックするには、flock()関数を使います。

flock( ファイルハンドル ,
　　　　ロックモード ,
　　　　[ フラグ ] )

 flock()関数で、オープンしているファイルのロックをします。

ロックに成功した場合はTRUE、失敗した場合はFALSEを返します。

フラグには、TRUEを指定すると、ブロックモード、FALSEの場合は非ブロックモードとなります。（デフォルトはFALSE）
　

　ロックモードの指定内容
指定内容 説明
LOCK_SH 共有ロック。他のプロセスは、参照は出来るが変更が出来ない。
LOCK_EX 排他ロック。他のプロセスは変更、参照が出来ない。
LOCK_UN ロック解除。fclose()関数でもロックは解除される。
LOCK_NB ロック中にはflock()関数によるブロックを回避する


例１）　ファイル「c:/temp/test.txt」に共有ロックを掛けて出力します。

<?php
$filename = "c:/temp/test.txt";

$handle = fopen( $filename, "w" );

flock( $hanlde, LOCK_SH); // 共有ロック

$size = fwrite( $handle, "abcdef" );

flock( $hanlde, LOCK_UN); // ロック開放

fclose($handle);
?>
スポンサード　リンク
→ストリームを使う（ stream_context_create() ）
→ファイルのオープン/クローズ（ fopen()、fclose() ）
→ファイルから1文字づつ読み込む（ fgetc() ）
→ファイルから1行づつ読み込む（ fgets() ）
→ファイルからフォーマットに従って読み込む（ fscanf() ）
→ファイルの全レコードを一度に読み込む（ file()、file_get_contents() ）
→バイナリファイルを読み込む（ fread() ）
→ファイルに書き込む（ fwrite()、fputs() ）
→ファイルに書き込む（ file_put_contents() ）
→ファイルの終端を確認する（ feof() ）
→ファイルをロックする（ flock() ）
→CSVファイルを読み込む（ fgetcsv() ）
→ファイルを全レコード読み込んで標準出力に出力（ readfile() ）
→ファイルポインタ操作（ fseek()、rewind()、ftell() ）
→一時ファイルの作成（ tmpfile() ）

→基本API2へ
→忘れっぽいエンジニアのＰＨＰリファレンス　ＴＯＰへ